まがり医院改修工事(3)

工事4、5日目は新規間仕切り壁の位置を墨出し及び天井内部の設備配管を行いました。墨出しとは、字のごとく墨で床に仕上げの線を書くことです。こうして壁や開口部の位置を床に描き、そこに間仕切り壁を建てていきます。 6日目からは壁、天井間仕切り壁を作り、開口部には枠やカーテンボックスが付けられます。 間仕切りが建つと同時に設備の電気関係の配線工事も後追いで続きます。 各工程においていろいろな業種の職人さん達が段取り良く重なりあうように工事を行います。 開口部には木の枠が床の墨に合わせて付けられます。 今回の工事では、患者さんが訪れる待合室を広く開放的にしかも暖かい雰囲気にする為、天井は間接照明とし、既存の曲面の壁を利用した壁で優しく囲まれるようにしました。 天井の曲面部分の天井下地は、あらかじめ工場で製作し、それを現場で取り付けし、工期短縮を図りました。