ルイス・バラガン カプチン派修道院(2)

中庭には蔦が壁面を被い、花が咲き、光が溢れていました。 水盤は、ゆっくりと水が溢れ、鏡のように廻りの景色を映し出します。 水の中は黒いので、奥深くから聖水が湧き出ているように感じます。 黄色い格子の壁を挟んで、廊下は金色のひかりに覆われ、四角い光の粒子が壁に当たって美しい紋様ができていました。 突き当たりの扉をあけると、右手に待合室があります。