ル・コルビジェ サヴォア邸(4)
スロープを2階まで上がると、リビングスペースが拡がります。ここからはサッシと同じ高さで開口された壁によって囲まれた中庭が見えます。
天井の無いリビング
横長の開口部からは、廻りの森の緑が見える仕組み。
しかし、正面左には部屋があり、さらに屋根のあるバルコニーがあり、
その奥にはやはり横長の開口部しか空いていません。
スケール的には、開口部サッシが天井いっぱいの高さにあるためか、どこか間延びした空間であると感じました。
コンセプト的にはサッシの存在は無く、あくまでも外と内が繋がったリビングということなので、それは理解するのですが、どうも落着かないのです。
リビングの大開口サッシ