建築家へニングラーセン

もう11月ですね。あと2ヶ月で今年も終わりかと思うと、1日1日の大切さを肌で感じます。 さて、先週ですが、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したデンマークの建築家へニングラーセンの講演会に行きました。本人は健康上の都合で来日できず、ドキュメンタリー映画と事務所の人の講演でしたが、へニングラーセンの人となりを理解できる映画でした。 北欧は光がとても大切なので、その優しい弱い光を上手く取り入れて設計しています。優しい光で満たされた空間です。従って建築の部位の中でも最も重要だと考えているのが開口部。光の回廊を歩くだけで気持ちが何となく癒される感じがしました。 音楽と建築は結びついている。建築は音楽が凍結したものである。 という言葉通り、詩的な空間を創り、求めている建築家です。