東山温泉向瀧旅館3-高低差のあるフロアーを結ぶ階段建築

玄関の屋根 玄関脇には重要文化財の記念碑 そしてこれが多くのお客様を向かえる玄関 わくわくします。玄関にくつを脱いで上がる。やっぱり日本建築はこうでないといけません。綺麗に掃除が行き届き、何か空気が澄んでいるような感じがしました。 木の引き戸を開けると中は、磨かれた廊下が続き、窓からは美しい中庭を見ることが出来ます。 それにしてもメンテナンスが行き届き、ガラスも曇り一つ無く、完璧な美しさ。 オーナーのこの建物を愛する気持ちが表れています。 斜面に対して建物が張り付くように建っているので、階段も様々。 ピカピカに磨かれた階段を上下する楽しみがここにはあります。 階段の仕上げも途中で変わったりしてなかなかの凝り様。歩いていて次々に垣間見える階段についつい引き込まれて昇っていきます。 この複雑さ。おもしろいでしょう?棟梁に脱帽です。いったり来たりしているうちに迷いました。