福田屋ー犬矢来が美しいアプローチ

このごろは、数奇屋住宅の事をもっと勉強せねばと思っています。といいますのも、今工事中の現場で、工務店の職人さんの技術が極めて高く、しかも茶室とかの工事をよくやっている棟梁なので、その人と話しをしていると、何でもっと日本的な建築ができないのだろうと思うからであります。まだ今でも技術を持っている職人さんはいます。この技術を使わないで安っぽい建築ばかり建てていると、当然その技術は無くなっていきお寺とかにしか生かされることがなくなります。これで良いわけがありません。外人が日本の住宅を見て、感動するような日本の職人さんでしかできない建築。そこは大切です。 こちらは、四谷の福田屋さんのアプローチ 犬矢来と言って昔は道を歩く馬や人の泥はねや、犬が近寄って壁を汚す事から建物を守る為に設けられた竹をさいてできている塀です。 今でも犬を飼う人が増えてしかもエチケットが守れない人もいるので、使い道はありそうです。 和のテイストは自然素材だけに美しいです。