壁の仕上げが異なる出隅の納まり 刃掛け

壁の仕上げで、丁度角と角がぶつかる出隅という部分の納まりはいつも考えるところです。例えば、仕上げがペンキでぐるっと廻るときは、アルミのアングルを出隅に貼って、パテで仕上げてからペンキを塗ります。 今回の家では、壁の仕上げが一方はペンキでもう一方は左官のジュラク仕上げ。 この取り合いのコーナー出隅に刀掛(ハッカケ)という先が尖った木の部材を用いました。和室の床の間の落とし掛け部分に使われるものですが、これを壁に用いました。 ぐるりと3方向廻して取り付け、ボードを貼ってするどいコーナーだけが出るやりかたです。 仕上げができたらまた写真をアップします。