唐紙を用いた天井と壁 唐長修学院のアトリエ
唐紙を用いますと柔らかく暖かい感じがします。それには理由があります。
普通クロスを貼る場合は、下地には石膏ボードという硬いボードを使いますが、
唐紙を貼る場合は、下地は和紙を何枚か重ね合わせ、その上に仕上げの唐紙を貼ります。その何枚か張り合わせた下地の厚みが人間の目は鋭く感じることができるため、何となく柔らかい感じがするんです。
外の光を受けて、模様が浮かび上がります。何とエレガントな天井なんでしょう。
今度是非使ってみたい天井です。
壁にも使うとこんな感じ
日本にもこんな素晴らしい仕上げ材があるんです。
本当に優しい空間になります。
もっと建築に使っていきたいと思いました。