桶川の家2-屋根の施工

桶川の家は、骨組みが完成し、屋根をまず作っていきます。 屋根がある程度目途がつくまで大工さんは3人で、フルのお仕事です。 段取りが良く、瞬く間にできていきます。 屋根ができ、壁の筋交いも納まってくると、空間という認識ができてきます。 この住宅の気持ちの良い出窓のあるダイニング部分 上から光が注ぐ玄関階段吹抜け部分 サッシ取り付ける枠も出来上がっています。 この段階ですと、間違いを直したり、より良い計画のための設計変更が可能です。 屋根はいつも杉板をはります。 これは、年数が経っても、湿気で腐ることが少なく、将来大工さんが屋根を修理するときにも安全に作業できるだろうと考えてのことです。 べニアは、湿気を吸うと強度がなくなり、へたをすると人が乗った時に突き抜ける恐れがあるのです。