ジェフリー・バワ 自邸 33rdレーン(3) 光が織りなす魅力的な廊下
何と言いましても、このエントランスの廊下部分の魅力的な空間がこの建物を決定付けていると思います。白い床、白い壁、白い天井。長い真っ直ぐな白い廊下ですが、床は最初に数段下がり、廊下の幅も場所場所で変わります。天井は途中で低いアーチ天井が組み込まれ、本当に数歩歩くごとに場が変わっていきます。
歩くと、切りこまれた部分に植栽と光の天窓が現れ、感動の連続です。白い床なんですが、光が入るところは石でゾーニングされていて、ちゃんと場を作っています。素晴らしい!
正面の光のアーチに吸い込まれるように進みます。
水盤のある中庭
太い柱のある中庭の細かい納まりがまた見事
この水盤空間にはちゃんと椅子スペースがあります。
ここから先が住居部分なんですが、残念ながら写真は撮れないのでご紹介できません。でもこの廊下のアプローチがやはりこの家の肝であることは間違いありません。