フィンランド オタニエミチャペル 煉瓦と木のシンプルな礼拝堂
オタニエミ工科大学(アアルト大学)は、建築家アルヴァ・アアルトが1949年の全体計画コンペで勝利した総合大学ですが、その学生の為の礼拝堂があります。設計はフィンランドの建築家カイヤ&ヘイッキ・シレン。
煉瓦壁で囲まれた四角い領域の中にシンプルな四角い礼拝堂が配置されています。
壁の開いたところからアプローチします。
壁を超えて正面を向くと、そこが入り口
建物は煉瓦の壁でかこまれ、そこが祈りの領域であることを示唆します。
大きなガラス面があり、そこから内部に沢山の光が注ぎ込みます。
壁で囲まれた中の領域
内部と外部の領域であり、心を静める装置でもある中庭です。
入り口から見えた四角い塔は鐘を鳴らす塔でした。
そして内部へと向かいます。
暗い廊下を進むと、この祈りの場が現れます。
シンプルな構成でありながら、人に感動を与える建築です。