オスロオペラハウス ガラスの箱の中の円筒形のアプローチ
オスロオペラハウスの外観はシンプルなガラスファサードとスロープの建築ですが、内部のインテリアはこの透明な四角いガラスキューブの中に木の円筒が入っているようなデザインなんです。木とガラスとコンクリートのスロープ、そして美しい海。空気が澄んでいます。
木の部分は、ホールを囲む外装であり、スロープが廻っています。劇が終わりその余韻を楽しみながらゆっくりとこの木のスロープを降りていく。そして、外を見ると美しい港、フィヨルドが見える。・・・素晴らしい!
劇場の木の部分とガラスの表層は分けられていて、スチールの綺麗な柱でガラスファサードを支えている構造です。
屋根のスロープが見えて、そのスロープの上下にガラスがはめ込まれています。外のスロープを移動する人達が見えて面白い。建築空間に動きがあり、その建物に合わせて人も動き、まさに流動が視覚化された建築とでも言うのでしょうか。
海に面する部分にはレストランもあり、劇を見ない人達も海の景色を楽しみながら食事ができます。
こちらは、ホールへと向かう階段
そして、ぐるりと廻るスロープ
1階のバックヤードとの仕切りの壁も綺麗なデザインされた壁でした。