サスティナブルな役所建築 高知県梼原町総合庁舎
大きな開閉式の風を通す窓、地元梼原産の杉木材を構造材として、表層の仕上げ材として利用したデザイン、太陽光発電パネル、地下の安定した温度を利用したクール・チューブを導入したエコな建築です。設計は隈研吾氏。
外装の大きな窓は、回転式で開閉し、高地である梼原町の涼しい風を室内に採りこみます。その窓が外観デザインを特徴づけると共に、地元木材の架構をそのまま表現したデザインが目を引きます。
内部の大ホール
この吹抜けホールに面して、銀行や農協、商工会の施設が入っており、町民は、ここに来れば、いろいろ手続きがまとめてできる仕組み。訪れた時もひっきりなしに町民の方がみえてました。
ホール中央に置かれた神楽。この日は、おひなさまが飾られていました。
大きな吹き抜けホール
内部から見た開口部デザイン
気に囲まれた温かみの感じる役場でした。