仁和寺 御室御所の御殿 白い砂の清いお庭

京都仁和寺。宇多天皇が出家されて仁和寺を住まいにされ、真言密教の修行に励まれました。以後明治維新に至るまで皇子皇孫が仁和寺の門跡となられたので仁和寺は、御室(おむろ)御所と呼ばれたそうです。広い境内の中に、御殿の一画があり、そこを見て廻りました。 御殿入り口から入ると、門の向こう側に白い砂を敷き詰めた南庭が見えてきます。清らかな空気が流れていきます。 大玄関を入り、右手に向かうと、視界が通る廊下となります。 ここからが、物語の始まり。緑が、先に見え足が進みます。 一度折れ曲がりまたまたお庭を眺めながら進みます 大きく視界が拡がる白書院に出ます 白書院から見る南庭。 白い砂がほうきでならされ、その奥に勅使門が見え、造園の遠近法と日本画のような流れのある配置で、とても奥行が感じられる清らかなお庭です。 元の玄関方向の見返り