スロープのある建築 太田市美術館・図書館
群馬県太田市のJR大田駅前広場にできた太田市美術館。図書館。地方の駅前ロータリーは、どこも殺風景で同じような感じなのですが、そこに公共施設、しかも上手くデザインされたものを持ってくると、一気に場に力が生じます。駅を使う市民がより手軽に通勤の帰りなどにも立ち寄れるし、なかなか良いではないですか。さて、建物の方。遠くから外観を見てもこれは、スロープの建築だ!とすぐ解ります。四角いコンクリートの5つの箱の外に鉄骨造で跳ね出されたスロープが廻り、そのスロープも図書館や美術館の一部となっていて、外からもその様子が垣間見れます。ワクワク感一杯の建物。設計は平田昇久氏。これはデザインもさることながら、意匠と構造の見事なコラボレーションです。
屋上には緑が見えます。屋上庭園になっていて、大田の街を180度眺められます。
駐車場側と駅側からアクセス