栃木市 横山郷土館 銀行と麻問屋
栃木市にある文化庁登録有形文化財の横山郷土館に立ち寄りました。
栃木の特産物の麻を主力とした荒物商を行った横山定助のお店と家。
商売だけではなく、金融業も始め、同じ建物に麻問屋と銀行が並んで配置されています。
この木造建物の両側には石蔵が配置されており、両側に蔵を持つ両袖切妻造りとして商家では唯一の遺構です。
こちらは銀行のカウンターから中を見たところ。
こちらは、銀行側から外を見たところ。左のほうが麻問屋。しっかりと扉で区分けされていたそうです。
大きなお庭があります。この和室の天井は、屋久杉。
庭には洋館の離れがあります。戦時中は、歌舞伎俳優の疎開先として使われていました。
内部は、畳と床の間があり、天井は、洋風で左官による漆喰仕上げ。