写実絵画のホキ美術館 絵画と建築を楽しむ回遊式美術館
千葉千葉市にある写実絵画のホキ美術館に行ってきました。
公園と住宅地に面する場所に建っています。新興住宅街の一画にいきなりモダンなボックスが泡現れます。
こちらが正面。右のスロープを登っていくとエントランス
私は建物の右側を下っていきまず外観をひと回り。
長い筒が地面から浮いて跳ね出しています。
この跳ね出したキューブの中は、展示室で、足元のスリット開口から隣地公園の緑が眺められる設計。
今回は、残念ながらこの開口は閉じられていて中から外は眺められませんでした。
これだけの片持ちで跳ね出した空間は、技術的・構造的にもなかなか難しく、スチールとコンクリート、制震構造を用いた技術的なチャレンジです。
その跳ね出した展示室の脇からスロープを上がります。
こちらは、エントランスからの見返り。
エントランス。
流れるような形態。建物自体が一つのオブジェのようなです。
収蔵されている写実絵画は、展示数も多く見応えがありました。
なぜ、写真ではなくて写実絵画なのか、いままでいままで深く考えたことがありませんでしたが、
実物を見て、写真にはない、絵画としての魅力を感じることができました。
これだけ写実性をもたらすためには、1枚の絵画に考えられないほどの製作時間を擁します。
そこに作り手の想いが刻み込まれています。
写真では撮れない、理想となる風景や描写が実現します。。
見ている我々もその絵の中に自然に吸い込まれて行きます。
また、訪れたいと思いました。