菊の世酒造  明治村 大きな柱と梁で作られた造り酒屋の仕込み蔵

さて、この大きなスケールの建物の中に入ります。 この2間の庇を支える柱や、梁も立派。柱は基礎石に直接鎮座します。 ここが入口 内部も大空間。 太い独立柱が立っていて、その上の梁も相当な大きさです。 広い土間を成立させるために柱も飛ばしたいし、2階の荷重、瓦屋根の想い荷重も支えないといけません。 こうして、今では考えられない太い柱と梁の構造となるわけです。   これだけ材が太いと、大空間でも安心感があります。 解体前の写真。沢山の棟が連続していたんですね。すごいスケールだなー。当時の酒屋さんの大きさが想像できます。