アルテピアッツア美唄 丸太の柱が力強い カフェ「ストゥディオ」
ゆっくりと時間を忘れて寛げるカフェというものは、なかなかお目にかかれないのですが、久しぶりにそのようなカフェに出会えました。
アルテピアッツア美唄に作られたカフェ「ストゥディオ」がそこ。
外観は、素朴な素材で作られているものの、存在感があり、廻りの自然にも溶け込んでいます。
この建物は、彫刻家安田侃氏のプロデュースの下、昔の校舎の廃材を利用して建てられたもので、確かに歴史を感じる素材が多くの部位に使われ、
どこな懐かしいような感じを受けます。
こちらは、丸太の列柱が並ぶ妻側外観。入母屋造りの屋根です。
入母屋造りの屋根というのは、もともと切妻屋根の前面に庇を設けて、その庇をつなげたもの。
庇の下は、内部と外部がつながる中間領域で、居心地良い場所ですよね。
柱本来の持つ強さが伝わってきます。
柱を丸太にするだけで、こんなにイメージがかわるのですね。
ここの開口部は、彫刻教室につながる扉で、気持ちの良い季節には、机を出して、庇の下や外で彫刻を学べるようになっています。
室内で格闘も良いですが、このような自然に囲まれたテラスで彫刻と向き合うのは、もっと良い。
こちらは、カフェのエントランス。
丸太の列柱が、訪問者を誘います。
内部のカフェ。連続する横長の窓からは、緑の丘とその向こうに置かれた安田侃氏の彫刻を眺めることができます。
こちらは、先程述べた彫刻教室
何と行っても机が力強いデザイン。高い天井の大きな空間