中禅寺湖 イタリア大使館別荘(3) 杉皮で囲まれた階段室
杉皮の壁と天井で囲まれた2階へ上がる階段部分です。 これだけ同じ材料で囲まれていると、通常はちょっと息が詰まる感じですが、 杉皮という天然の素材であることと、ひとつひとつのパーツが大きくないので、表情が豊かなことで、優し […]
中禅寺湖イタリア大使館別荘(2) 杉皮の天井・壁
アントニン・レーモンドが設計した中禅寺湖イタリア大使館別荘の目をひくのは開放的なプランだけではありません。 その内装に薄い杉の皮が用いられていること。 なかなか内装として考えつかない杉皮なんですが、その杉皮を様々な模様に […]
日光中禅寺湖 イタリア大使館別荘 湖とつながる広い縁側
日光は、外国人の避暑地であったため、大使館も夏の間、ここに移って仕事をしたそうです。 今でも残るのが、このイタリア大使館別荘。 設計は、アントニン・レーモンド。 大きく開いた中禅寺湖に対して、建物を横方向に広くとり、湖に […]
中禅寺金谷ホテル(2) 大谷石の暖炉がある半円形のロビー
中禅寺金谷ホテルのエントランスを入ると、まず目の前にゲストを迎えるのがこの大きな暖炉と吹抜け空間です。 手前に吹抜けがあり上部から光が差し込みます。そしてこの暖炉。 暖炉の左手がフロントカウンター そして暖炉右手には重厚 […]
中禅寺金谷ホテル 丸太を多用したロッジ風建築
中禅寺湖を間近に望む立地に建つ中禅寺金谷ホテル。 全てのゲストルームが中禅寺湖に向いて配置された建物で、設計はカナダの建築家J・スタージェス氏 車は、坂を上り建物の妻面から近づきます。そして横に長いホテルの駐車場側エント […]
水量豊かな日光華厳の滝
秋の紅葉シーズンを迎えた日光華厳の滝。このところの雨が多かったせいか、水の量も多く、名前通りの豪快な滝の姿を見せてくれました。 上から見た華厳の滝 エレベーターで、下に降りて、そこから見上げた華厳の滝。 & […]
日光金谷ホテル歴史館(2) 段差を利用した立体的な木造建築
金谷ホテル歴史館は、もとは江戸時代の武家屋敷。武家屋敷の一番大切なところは、敵の侵入からの防御。この侍屋敷にも沢山の防御の工夫が凝らされていますが、それがそのまま今では空間の面白さを感じさせてくれます。 刀が抜けないよう […]
日光金谷ホテル歴史館・金谷侍屋敷 その心を動かすアプローチ
日光金谷ホテルの始まりは、1873年に東照宮の雅楽師金谷善一郎が開業した「金谷カテッジイン」です。 日光を旅し、最初の泊り客となったヘボン博士との出会いにより、外国人専用の宿としたところが、ポイント。 ヘボン博士は、夏の […]
日光東照宮(4) 重なり合う瓦の屋根
眠り猫が彫られている門をくぐり、徳川家康が眠るお墓奥宮の御宝塔までの階段から御本社を見たところです。 沢山の建物の瓦屋根が連なり、棟瓦の部分の金が輝く、ここでしか見れない光景 こちらは、その奥宮の鋳抜門と、 […]
日光東照宮(3) 黄金に光り輝く陽明門
一段と高い位置にドーンと鎮座されているのが、平成の大修復を終えた黄金に輝く東照宮の国宝陽明門です。 光があたり神々しく輝きます。この陽明門が据えられている場所は、もっとも大地の力がある場所とされており、東照宮の要の位置だ […]
日光東照宮(2) 神厩舎(しんきゅうしゃ)と長押に彫られた三猿
ご神馬をつなぐ神厩舎には、馬を守る猿の彫刻が長押の部分にぐるりと施されています。 平成の大修理で、こちらの彫刻も色鮮やかに塗り直しされました。 彫られている猿の彫刻には人の生き方が暗示されていて、平和と安泰を求めた徳川家 […]
日光東照宮 上神庫の上部にある想像の象の彫刻
日光東照宮に35ねんぶりに訪問。 建築界では、ブルーノタウトの書物や発言から桂離宮と比べられたり、日本的ではないなどと言われてきましたが、 この圧倒的職人技とである煌びやかな装飾建築は徳川家康の大きな権力の象徴であり、他 […]