中村家住宅

中村家住宅(4) トゥングワ(台所)は、火の神を祀る

中村家住宅の食の中心であるトゥングワ(台所)です。 そとの中庭から見たところ。 こちらは内部から外方向を見たところ。 手前の板間は、寛ぐスペースで、農作物の整理等で利用された12畳のスペース 奥は、食事を作るための作業 […]
中村家住宅

中村家住宅(3) 風が抜ける建物配置 奥のもうひとつの中庭

中村家住宅では中庭を中心とした母屋と穀物倉庫の高倉、家畜小屋兼納戸、そして豚小屋が、風が抜けるように配置されていて、そのすき間空間がとても魅力的なんです。 「囲む」ことと、その中に「抜け」を設ける事で、流動的な空間が出現 […]
中村家住宅

中村家住宅(2) 心地よい中庭のスケール 琉球石灰岩の床

ヒンプンという結界の壁から中門をくぐるとまずは、中庭が現れます。 この中庭は、一番低い平面の部分が約5400四方、その廻りに900の段が廻り、そして建物の縁側とつながる空間 琉球石灰岩をランダムに敷き詰めた床 ヒンプンの […]
中村家住宅

沖縄の伝統的家の形を今に伝える中村家住宅(1) ヒンプンが構える家

沖縄の伝統的な木造建築を今の時代に伝える中村家住宅。 その素晴らしい空間構成を今回味わう事ができました。 まずは何と言ってもエントランスから。 正面に構えている壁は「ヒンプン」という家を守る壁 琉球石灰岩で造られたヒンプ […]
識名園

琉球王国の別邸 識名園(3) 池に浮かぶ六角堂

識名園の回遊庭園には「あずまや」である六角形の建物が対岸に置かれました。 ここまでは、琉球石灰岩のアーチ橋を渡って辿れます。 途中の橋からの御殿の景色。 重なりあう琉球瓦の屋根が美しい。 こちらは六角堂 六角堂から御殿を […]
識名園 御殿

琉球王国の別邸 識名園(2) 開放的な御殿と風が抜ける縁側

沖縄琉球王朝の別邸である識名園。 そのなかの住居御殿には15もの部屋がありますが、中庭や縁側を介して風が抜けていく開放的な住居です。 こちらは平面図 玄関入って右側の廊下を通り、右奥にある一番座、二番座に向かいます。 こ […]
識名園

識名園 琉球王家最大の別邸 風が抜ける廊下

沖縄の首里城近くにある識名園 これは琉球王家の最大の別邸で、大きな池を配した回遊式庭園、御殿、六角堂などからなるものです。 先の大戦で、跡形なく破壊されましたが、20年の歳月をかけて再建。世界遺産に登録されました。 こち […]
しむじょう

沖縄那覇 しむじょうは、昔の沖縄住宅様式を残す  そうきそばのお店

沖縄ではしろありの被害が大きいこと、毎年大きな台風に見舞われること、建築木材が少ない事などの理由から今はほとんどが鉄筋コンクリートの建物で埋め尽くされています。 昔からの木造建築は太平洋戦争の影響もありほとんどみることが […]
聖クララ教会

沖縄 聖クララ教会(3) 沖縄の花ブロックを用いた外観

沖縄聖クララ教会の外観 妻側の外観です。 沖縄ではデザインを高めた独特のコンクリートブロックが今でも沢山の建物に使われていますが 60年前にもすでにこの大きな開口を持つコンクリートブロックが聖クララ教会の外壁を美しく飾っ […]
聖クララ教会

沖縄 聖クララ教会(2) 押し出しスチールサッシで、風が聖堂の中を抜けていく

沖縄の丘の上に建つ聖クララ教会。 沖縄の夏は暑いですが、四周海に囲まれているので、風がいつも吹いています。その風を捉えて建物内に導きいれるのがサッシの役割です。 聖クララ教会には見事なスチールサッシが組み込まれていました […]
聖クララ教会

沖縄 聖クララ教会(1) 築60年のコンクリートの教会 DOCOMOMO建築

1958年竣工のこの教会は、沖縄の与那原の高台に建っています。設計者はアメリカの設計事務所SOMで設計をしていた片岡献氏。 低く抑えられたコーナーエントランスから中に入ると、白い壁と穴あきコンクリートブロックの壁で構成さ […]
逗子マリーナブルービスタ

逗子マリーナ ヨットを彷彿させる建築ブルービスタ

逗子マリーナにある、ブルービスタという宴会場。 この建物は以前は、内部にプールがあり、プールを眺めながら軽い食事も楽しめる施設でしたが、今は結婚式や、宴会があげられる施設へとリニューアルされています。 遠くから見ると、海 […]