世田谷猪俣邸 低い腰壁のある書斎

庭に対して玄関から一番奥に配置された書斎です。 この書斎は昭和57年に増築されたものです。 本体は昭和42年の竣工ですから15年後の増築ということになります。 この書斎は、敷地の隅にあるので、そこから斜め45度が一番庭が見える角度。 猪俣邸 開口部はL字型にドーンと開けられました。 猪俣邸 開口部は床までではなくて、丁度腰かけられる床から約400mmの腰壁が廻ります。 この低い腰壁のお陰で、何となく囲まれている安心感が生まれます。 ここからの庭の景色も見事です。 猪俣邸 和室方向の庇が廻る部分です。 猪俣邸 この書斎には、和室の庭側の縁廊下から入ります。 猪俣邸 またこの書斎の裏には、一畳台目の和室が控えていて、主人はここから茶室にはいります。 書斎の照明は天井にはめ込まれたシーリングライト このようにシーリングライトも廻りを掘り込んでデザインしてあるとなかなか良いです。 猪俣邸