銀座通りのなびく布 ロロ・ピアーナ銀座ビル
銀座通りを歩いていますと、また新しいビルが建っていました。
細くて高いスラッとしたビル。
縦ラインのアルミルーバーが、高い部分で、風になびくようにうねっています。
これは、イタリアラグジュアリー生地を使った製品で有名なロロ・ピアーナの銀座旗艦
設計は青木淳氏。
風になびくようなシルクの布。
建物の内部はどうなってるの?と思いますが、実は上の方は事務所スペースではなくて看板なんです。だからできるデザインなんですが、何とも優雅。
銀座通りは、それぞれの企業がその理念を表現するファサード建築で埋まっていますが、このシンプルさが、企業イメージをダイレクトに素人にも伝える感じで、良いですよね。
夜は夜の顔があるようで、昼間のアルミルーバーの反射から間接照明へと切り替わるようです。
今度、夜も見てみたいと思います。
隣の黒いファサードビルは、ウブロ・ブティック銀座。
こちらはまた対称的に四角いフレームの中に黒く光るガラスが細かく入り、ダンディズムを感じさせてくれます。
銀座のビルもよくよく見ると、それぞれ頑張っています。