ウイズ原宿(2) 表参道と竹下通りを結ぶパッサージュの建築
ウイズ原宿は、原宿駅側は、建物の壁というイメージですが、内部に入っていくといろいろな道(パッサージュ)ができていて、町を練り歩く感覚でショッピングを楽しめます。
表参道と竹下通りを結ぶ地点に建つウイズ原宿が建つは、もともとは源氏山という丘だったところだそうです。
したがって地盤面も傾斜があり、その傾斜をうまく利用してこの建物は計画されています。
原宿駅の表参道側から中に入り、奥に進みますと、下に降りていく階段があり、景色を見ると確かにここが高台だとわかります。
これはウイズ原宿の3階テラスから見た竹下通り側の景色
見晴らしが良いです。
そして一番土地が低い竹下通り側からこのウイズ原宿を見ますと、高台に建物が連続していくのがわかります。
土地形状を巧みにデザインした設計
ステップで上へと上がっていきます。
ステップの上から見下ろした景色
それぞれのレベルに店舗が張り付いていて、本当に道(パッサージュ)を歩くような感覚で建物を巡ることができます。
これは1階レベル
1階レベルのパッサージュと店舗
各テナントが分散配置のような形をしているのと、外部に大きく開けているのが最大の特徴
閉塞感がないので、外を歩く感覚が生まれています。
2階のデッキ空間
そこから3階デッキテラスの見上げ
2階と3階の外部デッキをつなぐ外部階段
内部空間もヒューマンスケールで何だか良いですよ
吹き抜けは、こんな感じで、下の階の人の動きが見えるのが良いですよね
こちらは3階デッキテラス。
設計は、伊東豊雄さんと竹中工務店設計部。施行は竹中工務店
平面図
8Fの資生堂パーラーからの眺めは最高みたいです。いつか行ってみたいと思います。