旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂 堂々たる九州最大級の木造建築
旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂です。
遠くから見て、その堂々たる外観に目がとまりました。
黒くなった板張りの外壁。中央に飛び出た2段構えの瓦の切妻屋根を持つポーチ、太い足元
ファサードの見事なデザイン
2段の切妻屋根を意識できるように、一番上の棟の部分は、切妻とせずに、入母屋としています。
2階の白い漆喰の横ラインも効いています。足元は、石の基壇。正面玄関扉のガラス枠デザインも良いですね。
ポーチ部分もなかなか重厚。一段目がかなり飛び出していて、2階の2段目は、思ったほど外に出ていないです。
側面の立面
かなり大きな講堂であることがわかります。正面の漆喰の白い壁ラインは、このように側面に廻りこんでいくんですね。
開口部デザインも素敵です。側面の出入り口もちゃんとデザインされています。
側面の正面からの写真
内部は、中央部が高く、両側面が低くなった、教会の聖堂を彷彿させるデザイン
かなり大きな空間です。内部もじっくり見てみたい。
2018年に改修されて、現在もコンサートなどに使われている現役。嬉しいかぎりです。
国の登録有形文化財に登録されているのも納得。