目白駅前レトロ喫茶店 伴茶夢 リフォーム
目白駅下りて、目白通りを越えたすぐのところに、レトロ喫茶店「伴茶夢」があります。
地下に下りていく階段からして昭和で、どこかの港町のお店を連想させます。
今回、このレトロ喫茶店伴茶夢を改修するお仕事を頂きました。
最初は、珈琲と簡単な食事を提供していましたが、時代と共にメニューが増え、
それに伴い、調理機や冷蔵庫等も増えて、通路に冷蔵庫が置かれたり、厨房内の整理がしずらくなったりしていました。
また設備空調機や、配管関係も経年変化で傷んだりしていて、今回その設備廻りを大きく変更しました。
厨房がまず使いにくく、狭い。冷蔵庫はじめ機器関係をまとめて、調理しやすくするために、既存厨房を解体して新しくスペースを確保し、それに伴い新しい雰囲気のスペースを設けました。
どのように変わったか
まずは玄関
以前の玄関部分 看板も腐っていて取り換え。
新しい玄関部分 色は、珈琲豆からの連想で、より明るくして伴茶夢オレンジをテーマカラーにしました。天井もオレンジにして、それが内部へと繋がるように考えました。
以前のカウンター席方向の内観
新しいカウンター席方向の内観 厨房が拡がった分、客席廊下巾が狭くなりました。
既存のフレームデザインを踏襲して、木の額縁を廻し、額縁内部は、北欧のクロスを貼りました。
人物が描かれた楽しいクロスです。
以前の側面壁
新しい側面壁
以前のカウンター席 なかなか凝った造りで厨房の奥の壁もデコレーションされていて、素晴らしいのですが今回は厨房を充実させたので、ここはシンプルに変えました
新しいカウンター席。立上りの壁には三角のタイルを貼り、華やかさを演出。厨房内の収納量もかなり増やしました。
客席が沢山ある店の奥の部分の以前の写真。壁の絵は剥がれていて、ちょっと古びた感じでした
新しくした奥の客席部分。額縁内部をモダンデザインの北欧クロスに。
トイレは、トイレ流しと洗面所が別になっていたのを、間仕切りをやめて大きなスペースにしました。
以前の洗面
新しいトイレ
是非、立ち寄って下さい。