十和田市現代美術館 ザンプランド
十和田市現代美術館の中の作品のひとつ、栗林隆作「ザンプランド」
10畳ほどの白い部屋の中には、白い椅子と机が置かれていて、机の真上の天井には身体が入るような穴が開いています。
子供に帰った感じで、椅子にのぼり、椅子から机にのって、その天井に空いた穴から顔を出すと
そこには池と、山があらわれます。しばらく見ていると池には霧がかかってきます。
不思議な光景
さらによく見ると、こんな池にはいないであろう白いアシカの頭が浮いているのがわかります。
思わず笑ってしまう。
そして再び机の上にかがむと、その池の世界と白い箱の世界を区切る床から、アシカの胴体が出ているのを認識します。
最初は全く目に入りませんでしたが、こうして領域を貫通しているアシカ。