弘前の建築 フランクロイドライトを彷彿させる西洋館 翠明荘洋館
弘前の街を散策。
道路に対して、長いタイルの塀がみえてきます。
これは、翠明荘洋館
津軽銀行頭取を務めた実業家高谷英城の別邸。
翠明荘は、洋館と和風館からなりますが、大きな敷地を表しているのがこのタイル壁の塀と建物
帝国ホテルライト館から、フランクロイドライトの建物の要素を抽出したような外観です。
スクラッチタイルは帝国ホテルで初めて使われ、その質感の良さから全国に拡がりました。
そしてここ弘前にても、見事な外観を見せてくれます。
彫りが深く陰影のある外観。
大きなはね出しの庇や、大谷石の窓台、水受けの鉢もライトそっくり。
美しいプロポーションの建築でした。