芦屋 風の教会 光で満たされる教会
階段、またはスロープを上がって入口へ。
玄関扉には、スチールの花模様のデザイン
中に入り、この通路を進みます。
外部のスロープ、そして長い水盤を見ながら進みます。
外の水盤に反射した光が天井に当たり、その光が教会堂の内部へと注がれる設計になっています。
斜めのガラス開口。そして壁面も斜め。
写真で見ると、平衡感覚がちとおかしくなるような感じがしますが、実際には全く問題なく心地よい。
天井に目が注がれるように、床は黒
そして、礼拝堂内部へ。
通常の礼拝堂は、祭壇を中心にして縦に長いのですが、こちらの教会は横に拡がりを持たせています。
床は祭壇に向かって緩やかに下がっていきます。
天井は、2段の間接照明により、空や神の世界観を表現
雲の間から光が注ぐようなイメージも湧いてきます。
山型に波打つ天井
床は、ウイスキーの樽に使われたオーク材
正面の十字架
十字架の後ろから、礼拝堂を見る
十字架
聖堂の下には事務所や集会室があります。
充実したバックスペースがちゃんと完備されていて、動線も良く教会で働く人にも優しい。
地下部分にも、ドライエリアの中庭から光が注ぎ込まれて、暗さを感じません
洗面室も内、外部の壁面と同じ材料でまとめられていました。
清潔感あふれる洗面スペース
人々の心の拠り所になる、美しい教会建築でした。