水戸芸術館 ロマネスク建築空間を想起させるパイプオルガンのあるエントランスホール
水戸芸術館は、美術館、劇場、コンサートホール、会議場を持つコンプレックスな建築です。
それぞれの特徴を最大限に生かし、使いやすく楽しめる空間を作り出しています。
この中庭は、それら建築群の中心的な広場で市民の憩いの場として使われていました。
真っすぐな動線の先はピラミッド屋根の美術館
その前には水戸らしく水盤があり、近くから採れた大きな石塊が浮いています。
こちらは、劇場と会議棟
劇場とエントランスホールと一番奥にコンサートホール棟
これら多種機能の建物の集合体を通路で結んでいます。
そして全ての建物の玄関となるのがこのエントランスホール
高い天井と音楽コンサートも開けるコリドーが付いたロマネスク教会のような場所です。
2階回廊から
パイプオルガンと反対の面
光を通す石の壁面
1階部分
美術館展示室のひとつ
1990年竣工。磯崎新設計。