雲仙観光ホテル(2) クラッシックホテルの真骨頂 重厚感漂うエントランスホールとロビー空間
エントランスから内部へと誘われます。
外の明るさに目が慣れていると、かなり暗いエントランス。
スチール造作のペンダント照明
その正面には花台が設けられ、さらにその奥に、幅の広い階段が見えます。
階段の踊り場からの光が階段の床の凝ったデザインの絨毯を照らし出し、また黒褐色の木のフレームが全体の空気を引き締めます。
絨毯は、階段から水が流れ落ちるようにエントランスまで伸びてきます。
そしてその絨毯の流れを外は茶色系のタイルの床
天井には円筒形の照明。天井の白い板も平らでは無く、リズミカルに段差を設けています。
正面階段向かって右を見ます。
向こう側に休憩できるソファースペース。さらにその奥はショップとなります。
今度は、正面階段に向かって左を見ます。
階段を数段上がると、正面がメインダイニング。
その右がバー
そして左にはソファーの置かれた休憩スペース。
階段を上がったところ(アッパーロビー)からエントランス中央を見下ろします。
左が、フロントカウンター
夜になると照明が更に美しい。
この段差あるアッパーロビーが、この空間に視覚的変化をもたらし、奥行き感を出しています。
大きな吹抜けがあるわけではないのですが、とても落ち着く空間です。夜のホールです。
夜のフロントカウンター。
フロントの隣に鎮座する時を刻む置時計。
アッパーテラスの天井の梁はそのまま表現。バーの看板にも照明が入ります。
ショップ方向から、エントランスホール全体を見たところ。
拡がりと落ち着きが感じられるホールです。