長崎 日本26聖人記念館 聖フィリッポ教会 2つの塔が、宇宙を捉える。建築家今井兼次の代表作
長崎の丘に建つ日本26聖人記念館です。
前回訪問したのは2018年8月でして、その時は、塔は見えましたがその下の部分は、改修中で足場が架かっていました。
今回は、その改修工事も終えて、全景が見られました。
圧倒的な存在感
かなりの斜面地に建つ聖フィリッポ教会
2つの塔には日本26聖人が京都から長崎まで歩いたその場所場所のタイルが散りばめられています。
塔の切妻屋根下部の教会本体もどこかコルビジェのラ・トウーレットを想起させるような造形で重々しい躯体の造形が目に留まります。
四角い鐘塔も効いています
フィリッポ教会の入口は、坂を登ったところにあります。
複雑な勾配の土地から延びてきたような塊
サイドからの光を採り入れるための斜めに飛び出た壁
日本26聖人記念館から見たフィリッポ教会
祈念館入口から見たところ
道路を挟んで立つ日本26聖人記念館とフィリッポ教会ですが、訪問した人から
フィリッポ教会が垣間見えるようになっています。建物の配置にもかなりの検討がなされたと思います。
日本26聖人記念館のタイルで埋め尽くされた妻面壁。精神性を感じさせるデザイン。
フィリッポ教会の礼拝堂に至る階段
礼拝堂内部
正面祭壇
祭壇上部の光のステンドグラス
内部についての事は、ブログ2018年8月の記事もご覧ください。