旧香港上海銀行長崎支店 長崎の街に鎮座する重厚な古典主義建築
長崎の港客船ターミナルの近くにある、旧香港上海銀行長崎支店
この堂々たる古典主義建築は、1904年(明治37年)の竣工
構造は、煉瓦及び石造。
戦争を乗り越え、よくぞ残ったという建築です。
アーチの基壇は石材が貼られ、上部2層にはイオニア式の列柱が2段構えでそびえます。
1階アーチ部分
正面の見上げ
1階の旧銀行の大空間
カウンターで囲まれていて、銀行の趣がしっかりと残っています。
天井の格天井や、開口部廻りの装飾、独立した柱。どれも当時の最高峰の職人技
丁度、豪華客船が停泊していました。
マンションのようなスケール感に驚かされます。
格子の一つ一つが客室のバルコニー