東日本大震災・原子力災害伝承館 福島第一原発の廃炉は未来に続く
東日本大震災の津波に襲われた東京電力福島第1原子力発電所
今でも、その後処理の工事は行われており、これから先30年以上も廃炉に向けた工事は続きます。
実際に廃炉工事を行っているのは、命をかけた職人さん達。
いくら手取りが多いと言いましても、放射能の恐怖と闘い、将来の自分の健康を考えますと
やりたい仕事ではありません。しかし、誰かがやらないと廃炉はできない。
今そしてこれからも原発で働く人たちには、本当に頭が下がる思いです。
2度とあってはならない原発事故。
その教訓を残すために作られたのが原子力災害伝承館。
とても大きくて立派な建物です。
ホールからは、更地になった土地が拡がります。
原子力発電所の事故、そして現在・未来を展示しています。
伝承館平面
まずは円形シアターで、西田敏行さんのナレーターで映像を見て、2階の展示室に。
事故前の原子力に懸ける街の意気込みが見えてきそうな垂れ幕のかかる映像
誰を責めることはありません。これから原子力をどうするかです。というか電力の使い過ぎをどうするか。
こんな地震や災害の多い日本。そしてひとたび事故が起こると、2代、3代の次の時代まで負の遺産となる。原子力発電は良いものとは思えません。
福島原発の模型







