津波のような外観のソウル新市庁舎。大きく市民に開かれた空間
ソウルの新市庁舎です。手前の近代建築は、旧市庁舎で植民地時代に日本が建てたもの。
その旧市庁舎を大きな波が飲み込むようなデザインです。
設計はユ・ゴル氏
巨大なガラスの波
旧市庁舎は、今は図書館として使われています。
全体模型
アクソメ図
エントランスを入ると巨大な吹抜けがあり、壁には壁面緑化が施されてあります。
縦に伸びる大空間
壁面緑化は全て本物で、かなりの調湿効果が期待されます。
これだけ緑が多いと、建物の威圧感がかなり軽減されますね。
吹抜け空間に吊るされているオブジェ
メタ叙事ソボル
1階の執務カウンターがあるところ。とにかくオープンスペースが広いのです。
市民の庁舎ですから業務も多岐にわたるわけですが、この建物全体に対する執務空間はなんと62%
残りの38%は、市民が寛げる広場的スペースとなっています。
上階に登ります
波の部分。カフェとなっています。
フレーム部分
なかなかお金がかかってます。デザイン優先。旧市長に乗っかる部分
吹抜け見下げ
最上階との2層吹抜けとなっている市民スペース
なかなかの余裕
階段部
アートの部屋
廊下から見る吹抜け空間
1階に設けられた自動コーヒーメーカー
動作1
コーヒーを選んだら、機械がカップをマシーンに伸ばして入れてくれます
動作2
コーヒーの注がれたコップをこちらに差し出します
この市庁舎、市民に開かれた場が沢山あって良いとは思いますが、執務空間が少なく、また無駄なスペースの空調コスト、メンテコストもかかりなかなかの不評だそうです。




















