藤井厚二の住宅 北白川旧喜多邸(3) 大文字焼きを眺める2階のテラス 貴重な住宅を今に継承する

北白川の旧喜多源逸邸 場所は、京都大学近くの閑静な住宅街のなかにあります。 2階へと上がります。 旧喜多邸 2階は階段を上がって次の間 そして奥に客間というシンプルな構成。 客間は、喜多源逸が、大文字焼きを眺められるために設けたと言われる。 そう、ここ2階からは、大文字焼きの大の文字が見えます。 旧喜多邸 そして、2階の縁側のような廊下に設けられた開口部が美しい 旧喜多邸 開口部は上下に分かれていて、下は風を通す窓。上は景色を楽しむ窓のようであるが畳に座っても 下窓が開くので、庭の美しい緑がすぐ前に拡がります。 旧喜多邸 繊細は枠廻りと、縦格子のモダンなデザイン 旧喜多邸 椅子にかけると丁度良い高さに小さな窓台があって、身を乗り出すにはとても良い高さとスケール 旧喜多邸 緑が豊か 開口部の上には小庇も架かり、雨の日は雨の日で楽しめそうです。 旧喜多邸 この白川の旧喜多邸の横は、見事なコンクリート打放の住宅があります。 旧喜多邸 コンクリートフレームが力強い。バルコニー手すりもコンクリート製 旧喜多邸 また反対側にはヴォーリズ設計の駒井家住宅 旧喜多邸 今回は、Relevantobjectさんの北欧の家具や照明を拝見しながらの旧喜多邸を見せて頂きました。 きちんとメンテナンスもされていて、藤井厚二の当初の設計意図も随分読み取ることができました。 こうして、貴重な住宅を使いながら保存していくオーナーさんの努力には頭が下がります。