札幌 聖ミカエル教会(1) アントニンレーモンド・ノエミレーモンドによるレンガと木の教会

札幌にある 聖ミカエル教会を訪問 建築家アントニンレーモンドとノエミレーモンドの設計の教会です。 教会建築に関しては、信者の寄付で建てられる為、レーモンドは、安い設計料もしくは無償で設計したそうです。 聖ミカエル教会も奉仕の精神で設計をしたようです。 聖ミカエル教会 積雪があるので、屋根も雪に耐えなければなりません。 ここでは、軽井沢の聖ポール教会の丸太を用いた鋏状トラスの系統を用いた構造が用いられました。 切妻屋根の勾配がそのまま下がってくると、入口周辺も側廊下部分も下がるので、途中で勾配を緩めた屋根としています。 外観 聖ミカエル教会 丸太の木の鋏状トラスの梁を支えるのに、レンガ造の壁を立上げ、その上にコンクリートの臥梁を打設して、そこに載せています。 側面 取り合い部のディテール   さらに、袖壁を出して、屋根が開くのを止めた構造です 。 4本の柱と煉瓦壁で支えられた大きな庇が、訪問する信者を優しく迎えます。 正面の大開口のガラスにはステンドガラスの代わりにノエミレーモンドがデザインした和紙の文様が刻まれています。 聖ミカエル教会 玄関廻りのガラス開口部のデザイン 柱が壁や木サッシと同じ面では無く、離れて存在しているので、柱としての象徴性を感じます。 斜め横から玄関部分を見たところ。 深い庇が、風雨や雪から守ってくれる安心感を与えれくれます。 色気はありませんが、それだけに、このデザインはユニークであり、室内から見た時も印象に残ります。