つくばカピオです。 大きなホールを中心として会議室、劇場等多機能の建築。設計は建築家谷口吉生氏。 今回2回目の訪問ですが、やはり気づくところが訪問する時期、時代によって違うものだと感じました。 今回はそのシャープで洗練されたデザインもさることながら、大きな庇に覆われた日本的な空間に目をみはりました。 天気も悪く、人も少なかったので、ゆっくりと大きなスケールの庇下を歩くことができました。 特に、日本的な外部とも内部とも捉えらるる場を感じたのは、2階の外部。 ここからは、公園を挟んで、磯崎さんの設計したつくばセンタービルを見ることができます。 大きな庇とそれを支える信じられないような細い柱。 ブリッジの向こう側に見えるのが、伊東豊雄さんの設計のつくば第3駐車場 外部に設けられた打ち合わせや団らんができるコーナー。 形態と素材がシンプルで主張性がないがためにかえってその空間性を感じることができます。 こちらは1階部分。 四角い箱から垂直方向に延びるブリッジ。 これがまたデザイン的に効いています。半外部の庇した空間から外部へとつながるブリッジ。 四角い箱型のファサード。 そしてアリーナｴﾝﾄﾗﾝｽ。 こちらはホールｴﾝﾄﾗﾝｽ。 さらに美しいのはバックヤードの廊下です。 高い天井とそそり立つ壁。ﾄｯﾌﾟﾗｲﾄ。これでも絵になる