写真力

昨年末に見に行きました篠山紀信の写真展示会。 ポートレートが大きく拡大されて、展示空間に圧倒的なインパクトを与えていました。人物の最高の一瞬を捉えた写真には、想像を超えたオーラが感じられます。その瞬間を見事に捉えるのはやはり写真家の腕なんですね。 絵もそうですが、2次元の写真からも奥深さが感じることができます。 建築は、3次元の世界で建築写真では解らない全体との兼ね合い、空気の流れ、移り行く光の感じが最も大切なのでいくら3Dになったとしても、その空間に自分の体を入れてみないと何ともその建築は理解できないものなんです。良い建築を創り出すには、沢山足を運んでいろいろな場所に出かけ、空間を体感し、その感覚を自分なりに理解する。旅をしないと!