フランクロイドライト タリアセンウエスト トップライトから注がれる柔らかい光
では、まずこの会議室に入ります。
いつものようにさりげない玄関。扉の高さも低く、おおきな外人は、屈むような感じです。
外の厳しい暑さと光の強さが入った瞬間に柔らかい優しい光と空気に包まれます。
天井は全て膜
これで強い光が柔らかい光へと変容します。
ここは、クライアントへのプレゼルームとしても使われました。
大きな打合せテーブルがあります。
斜めに架けられたレッドウッドの梁
コンクリートの壁と梁の間はガラス開口で、ここから木の緑をたのしむことができます。
何とも言えないヒューマンなスケール感。
中に入って体感しないとわからない心地よさ、安心感。
これがライトたる所以でしょう。
ここでは雨はほとんど降らないので、できたときは鉄骨の樋もなかったのですが、今はついています。三沢先生の話ですと、ライトは雨が降ってこのテントから雨が漏り、床を雨が濡らすのを楽しんでいたそうです。