東京都市大学体育館 食堂 ツインの柱が並ぶダイナミックな空間 岩崎堅一氏設計
東京都市大学(武蔵工業大学)の最後は、体育館兼食堂です。
昔使っていた体育館のフローリングを再利用したり、自然光によって明るい施設にするなど、様々な工夫が見られます。
こちらが1階の食堂
2つの丸い柱が2本対に並ぶ大空間はなかなか迫力があります。
天井と床が木で、その間に壁は無く、ツインの象徴的な柱が並びます。
教会にも使えるし、コンサート会場にも使えるようなフレキシビリティーが感じられる場です。
柱の存在自体を意識させてくれる珍しい空間
外と繋がるテラスも用意
大き天井一杯まである開口部
コンクリートの壁には、丸い採光穴が開いています。
また正面には建物の高さを利用して2層のテラスが設けられています。
2階テラスに上がるスロープ
こちらが外観
コ型の門に挟まれたガラスのファサード
正面のガラスの向こうに、ツイン柱が透けて見えます。
シンプルな構成ながら、ちゃんとした建築的主張も感じられます。
大きなガラスファサード
好きな場所でカフェが楽しめますよね。
食堂の上に配置された体育館です。
こちらも天井が高く、気持ち良い
アルミの穴あき吸音パネルをドーム状に造りこんだデザイン
側面ファサード
庇の上にも横長のガラススリットが入ります。
体育館の床近くを明るくすし、風を通すスリットです。
ここでも柱は壁よりも内側に入り、コンクリート壁が連続していきます。