ガレリア御堂原(5)別府の温泉をかけ流して入る、全面ガラス張りの開放的な浴室
さて、いよいよ客室です。
入ると廊下があり、手前にトイレの壁。突き当りが浴室、廊下と寝室の間に洗面スペースといったデザイン
こちらは寝室・リビングからの景色
リビング部分
ベッドコーナー
洗面スペース
廊下側から見たところ
荷物台
トイレスペース。室内なので、天井のスリットから光を中に採りこんでいます。
廊下天井や壁の仕上げは手の痕跡が残る左官仕上げ
そして温泉浴室
手前にはシャワールームがあります。
大きな開口に面して設けられた浴槽
景色抜群
ただ、カーテンもブラインドもありませんでした。
夜は外から見えるので、かなりの思い切ったデザイン。女性にはちと、問題ありかも。
浴室から直接ベランダに出られます。
打放のコンクリートの迫力ある表情
このコンクリート型枠は、まく板型枠と呼ばれる土木工事用の杉型枠をベースに設計者が新しく開発したものだそうです。
無垢の型枠は、3~4回転用したエコ型枠。
荒々しい表情は、型枠と型枠の隙間を少し開けるなどして、コンクリートのこぼれも表現として用いたもの。
綺麗な化粧型枠と異なり、その素朴さが素敵ですが、実は施工にはかなり検討が必要とされます。