弘前 旧弘前偕行社(1) 緑と赤のコントラストのある外観
弘前散策
旧弘前偕行社 国の重要文化財
明治40年に陸軍第8師団の将校の親睦・学術研究のために建設された集会所です。
戦後は、弘前女子厚生学院に払い下げられ、保育園舎としても活用、今は弘前厚生学院の記念館としても活用されています。
木造平屋建て。2001年に重要文化財に指定
正面玄関
上部のドーマー窓
濃い緑色と赤い屋根、モスグリーンの壁と、配色がエレガントで美しい。
なかなかこの深い緑を外壁に用いた建物が少ないので、参考になります。
煉瓦の基礎立上りも気を抜いていません。
鉄骨の細い柱。装飾の施された玄関車寄せはとても優雅
また、窓枠廻りの飾りの枠も凝っています。
玄関部分
振り返ります。
細い鋳鉄の柱とその柱の足元の基壇。装飾の施された破風
アーチの入口も面白い
そして鋳鉄の装飾。 第8師団になぞられて「蜂」の装飾もされています。
玄関車寄せからL字の外壁を見る
雪国では珍しい瓦屋根 可愛いドーマー窓も効いています。
ステンドガラス調のモダンな窓