ホテリアアルト(1) ヒューマンスケールの心地よいホテル 人を優しく向かい入れるエントランス
裏磐梯にあるホテル ホテリアアルトを訪問
建築家益子義弘氏の設計
2009年に30年ほど経過した既存の保養施設を改修してホテリアアルトとして生まれ変わらせました。
そして2020年の増築を経て、今の形になります。
現在の新しいホテルは非日常を体験するようなゴージャスで、緊張感のあるものが多いのですが
このホテルは気持ち良い住宅の延長のような、心温まる雰囲気を持つホテルです。
入口部分の外観
こちらからアプローチ。
庇から離れと増築部分を見る
控え目なところが好きです。
玄関
玄関入りますと、視界が開けます。
沢山の木を使ったインテリア。床はタイル。木天井も高くなくヒューマンスケールで、どことなく山小屋を想起させてくれます。
先にある窓からも建物の一部が見えて、囲われた感じが良いです。
玄関ホール見返し
大きな窓の右側に続くラウンジ
連続する舟底天井
天井に変化があって、嬉しい。
間接照明も暖かい。
夜はこんな感じ。
細い板が貼られているので、大雑把な感じはなく、細かいディテールが生きてきます。
庭に向かって開く横長の開口
窓のすぐ近くに植栽が見えます。大地と近い。
中庭側からその外部を見ますと 土が盛ってあります
デッキから中庭を見る
奥に見えるのが増築棟
その向こうに池があります。