ホテリアアルト(3)客室101号 離れ 池が目の前に飛び込んでくる素晴らしい景観が楽しめる部屋
泊まった部屋は、離れ
廊下にある白い引戸をあけると、何段か上る階段が現れます。
玄関ドアを開けると、玄関スペースが設けられています。
床は板床
障子を開けると
廊下の向こうにまた障子
玄関振り返り。間接照明が効果的
2段になった棚
玄関を入って右を振り返ると、キッチンスペースがあり、その左が和室、キッチンの右がベッドの置かれた寝室と水廻りです。
大きな客間へ
で、大きな枠の障子を開けます。
大きなメインの部屋
目の前には池が見下ろせるという好立地のお部屋
和風だけれども洋にも見える
照明が、和風と洋風の混合。
下手をするとごちゃごちゃ感がでますが、ぎりぎりのところでそう見えない。
部屋は大きくて、手前には掘りごたつのスペースが設けられています。
こちらを見ると和室だなあ。
天井は、竿縁天井ですが、竿と竿の間は、和紙かなあ。
ベランダを介しての池のある風景
サッシの高さは1860mmと低く、軒先はさらに低く設計されていて、それが故に目線が池へと注がれます。
また木製サッシの上下の框が見えないように工夫されているので、琉球畳の床がそのままテラスのデッキ床に繋がり、そのまま池へと抜けていきます。
庇を支える柱と、手すりの作り出す十字型
庇の出も大きく、ベランダにも出たくなります。
こちらからは、増築棟の美しい屋根も見れます。
木製サッシの引き戸の下框は、内部から見えないように、ベランダ床まで下げられています。
庇の軒裏のデザインにも一工夫。
内部からは水平ラインしか見えません。
細かいディテールの組合せで、心地よい窓空間ができています。
増築された宿泊棟部分。池に寄り添うように配置。雁行した屋根も美しい。庇の出が大きく、建物の外壁やサッシを守ってくれます。
1階コーナー部分の開口からは、スタンドの暖かい光が盛れます。ここは、増築棟の休憩(共用居間)スペース
夜になるとこんな感じ。
大きなサッシは障子だけでは冬は寒いので、さらに部屋内に襖が仕込まれています。
建築は開口部と言いますが、まさにそんな感じ。
チェアーーが最高でした。
天井