三里塚教会 吉村順三設計の素朴で美しい教会 

1954年竣工の千葉成田の三里塚教会です。 設計は吉村順三。吉村さんが残した教会建築は、この三里塚教会のみです。 いろいろなところに吉村さんの想いが込められています。 成田空港ができるまでは広大な牧草地も拡がっていて、その中にこの教会が建っていたと考えると なかなかロマンがありますね。 鐘塔が教会の目印として遠くから見えたと思います。 三里塚教会 教会へのアプローチは、直線ではなく、曲線での柔らかいアプローチ 三里塚教会 シンプルな切妻屋根に、シンボリックな鐘塔が載っています。 三里塚教会 玄関正面 三里塚教会 礼拝部分から飛び出した下屋は、玄関部分です。 この下屋も横から光が入るように三角のガラスが埋め込まれています。 連窓の2階は牧師の居室の窓。 三里塚教会 長辺方向立面 三里塚教会 祭壇部分は、少し出っ張りがあり、両サイドのガラス窓から光が祭壇に入る工夫がなされています。 三里塚教会 詳細 三里塚教会 中へと進みます。 三里塚教会 玄関もサイドからの光が入ります。 三里塚教会 天井が低く抑えられたエントランスから高い天井の祈りの場に 三里塚教会 天井には屋根を支える木造トラスが見えます。 三里塚教会 師匠のアントニンレーモンドの影響が見られます。 三里塚教会 美しい天井 板の方向は長手方向に貼られ、視線が祭壇へと向かうように考慮されています。 平面図 三里塚教会 断面図 三里塚教会 祭壇 三里塚教会 祭壇は高くなっていて、両側から柔らかい光が差し込みます。 浮かび上がるシンプルな十字架 三里塚教会 最初の設計では白い壁に十字架が添えられるようになっていましたが、シンプルに柱と梁で十字架を表現 シンプルで素朴ですが、それがまた素晴らしい効果を見せています。 屋根トラスを支える支柱 三里塚教会 斜めの構造材の根元ディテール 三里塚教会 縦3枚のガラスの開口部。下の1枚が開閉できます。 三里塚教会 玄関方向への振り返り 三里塚教会 2階は牧師さんの居室 三里塚教会 礼拝堂の椅子はとても座りやすい。 座面は2枚の木でできていて、一方の板は少し先端が下がっています。 ちょっとしたことですが、これで座り心地が良くなっています。素晴らしい。 三里塚教会 2階へ上がる階段とシンプルな手摺 三里塚教会 階段照明 三里塚教会 牧師さんの部屋 三里塚教会 正面の開口部 外から見た時にも外観にアクセントをもたらしています。 三里塚教会 そして2階の障子開口から礼拝堂を見る 三里塚教会 見下ろし 三里塚教会 ダイナミックな木トラス 三里塚教会 シンプルで、洗練されています。 三里塚教会