西荻窪散策
西荻窪を散策していて、大変魅力的な住宅を見つけました。昭和初期の建築でしょうか。洋館です。
大きな瓦屋根を持つ建物ですが、そのファサードが凝っていてこちらにその存在感を訴えてきます。
玄関廻りの妻入りのデザインで、開口部や、柱、庇の陰影が美しく中を見てみたい衝動にかられます。
こちらを向いた開口部と、庇のプロポーションが美しい
見ていてまったく飽きのこないデザインです。黒い壁が、スケール感を和らげています。
暖炉の煙突が垂直性を高め、丸い窓や、格子の壁がアクセントになって、重厚感溢れるデザインです。このような「家」型を持つ住宅があったとは知らず、勉強不足でした。