メキシコ・アメリカ建築視察

この11月17日から25日までメキシコ・アメリカに建築視察に行ってきました。メキシコでは、ルイスバラガンの建築、アメリカではルイスカーン、ミース、ライトといった近代建築を開いた巨匠達の代表的な建築作品を見てまいりました。明日から写真をまとめながらプログに書き込んでいこうと思います。いずれの建物も力作ばかりで、その建物を前にしますと設計者やその建設に携わった人々のエネルギーが感じ取れるものばかりでした。又メキシコはスペイン領であったことから街にはヨーロッパ的な雰囲気が残っており、光の強さや街の建物の色彩の明るさも感じることができました。アメリカは移動距離の長さから国土の大きさを実感しました。久しぶりの建築視察でしたが、得たものは多く、今後の設計にも生かせる要素満杯の旅でした。 メキシコでは、首都のメキシコシティーに毎日地方から職を求めて人が集まってきており、どんどん街が外へと大きく膨れ上がっているとのことです。 道路の整備は良く、車線も片方3縲鰀5車線あるのですが、増え続ける車の量に追いつかず、朝から晩まで渋滞してました。 勿論車の譲り合いなど皆無で、隙さえあればどんどん割り込んでいきます。 私ではとても運転できません。 このような明るい色の建物が街に溢れていますが、光のせいか少しも違和感を感じません。 成田空港を13時に出てダラスを経由してメキシコにつくまでに15時間ほどかかりました。今の航空規制というかチェックは非常に厳しく入国検査も1時間近くかかりました。で、着いたその日の夕食はタコスでありました。

この投稿へのコメント

  1. anna said on 2010年12月14日 at 11:51 AM

    メキシコうらやましいです!!
    バラガン建築に興味があるので。
    また旅のお話聞かせてくださいね^^
    あー私も中米行きたい!!!

  2. ひげのひでちゃん said on 2010年12月14日 at 6:02 PM

    バラガンの建築は、やはり素晴らしいものでした。有機的建築等新しい建築の波が訪れていますが、バラガンの建築を体験すると、建築とは奥が深いもので一つの部屋をつくるにもまだまだやり様があると感じました。一つの開口、一つの壁、そして光の捉え方で大きく建築は変わってきます。まだまだ修行せねばと思いました。是非メキシコや中米の光を感じ、空間を体感してみてください。