フランク・ロイド・ライト 落水荘(12)

最後に外観を見てみましょう。 まずは、正面から見たショット。 水平線の強調された重なり合うテラスと岩から出てきたような石の壁、スチールサッシで構成された美しい外観 外に出て少し川を下ったところにある、ヴュースポットからの写真 最も美しい構図 滝の上にしっかりと建物がはね出して本当に絵になるショット。 ここでは皆感嘆の声を発します。 カウフマン氏もライトにここから建物を見せられたら、凄い!と言ったに違いありません。 なぜ、ライトが滝の上に建物を建てたのか。・・・この絵を見せたかったからじゃないでしょうか。それにしても、滝の音が聞こえる中で完璧な姿を見せてくれました。 建物の反対側の丘から全体を見下ろしたショット 右に一番最初に入ってきた橋が見え、上のほうにはゲストハウスが見えます。 建物全体の構成がわかります。 今回で落水荘は終了です。見所が沢山あり、とても刺激を受けた建築でした。

この投稿へのコメント

  1. snow said on 2011年2月24日 at 5:11 PM

    落水荘シリーズ、お疲れ様でした。
    ところで、滝の真上に家が建ってると、
    当然、家の中で水の音が聞こえるでしょ。
    サッシも遮音性能が高いようには見えないし。
    夜眠る時も音が聞こえる…
    でも、自然の音、特に水音は、
    どれ程大きくても、睡眠を妨げないのです。
    むしろ、グッスリ眠れる。
    1/f ゆらぎとか、α波とか、
    難しいことはよく分かりませんが、
    (私の経験上)とても気持ちが安らぐのです。