ヘルシンキ カンピ静寂の礼拝堂 モミの木を曲げて造った円筒型の礼拝堂
ヘルシンキ中央駅からすぐ近くのカンピ広場に建つ木造の礼拝堂 廻りが古い石造、コンクリート造そして近代建築で囲まれているのでこの木の建築はひときわ目に付きます。2012年の完成ですから4年の歳月が経ちますが、外壁の細い木 […]
スティーブンホールの代表作 ヘルシンキ現代美術館キアズマ
ヘルシンキ現代美術館キアズマです。キアズマとは交差。この不思議な形態は、この土地が様々な都市グリッドの合流点であることとアルヴァ・アアルト設計のフィンランディアホールやエリエルサーリネンの中央駅に挟まれていること、そして […]
ヘルシンキ テンペリアウキオ教会 銅の円盤天井を持つ岩をくり抜いてできた教会
さて、ヘルシンキに戻ってきました。 岩の教会とも言われるテンペリアウキオ教会を訪れます。 丘の上に建つ教会ですが、外からはその姿はわかりません。ドーンと建ついわゆる教会建築ではなく、岩をくり抜きその中に設けられています […]
フィンランド国民年金協会 天井輻射熱パネルのある明るい社員食堂
社員を大切にする会社は伸びる。それはそうだと思います。会社はそこで働く人そのものだから。で、働くスペースも大切ですが、一息つける場所はそれと同じぐらい大切です。会社で言いますと社員食堂なんかはその一つですよね。このフィ […]
フィンランド国民年金協会 2層になった気品あるライブラリー
さらに奥には、階段が付いている2層のライブラリーがあります。 ぐるりと廻りを本で囲まれ、光は天井に開いた丸いトップライト。 そして、一段低くなったところにはスタンドの付いた大きなデスク。 まさに本にじっくりと向かい合 […]
フィンランド国民年金協会 吹抜けライブラリーを繋ぐ豪華客船のデッキにあるような階段
さて、続いてはフィンランド年金協会のライブラリーです。まずは、扉を開けますと吹き抜けからの光が注ぎ、その中を素敵な階段が上がっていきます。 ライブラリーという静かな特別な空間の中に置かれたその階段は鉄骨のササラ構造 […]
フィンランド国民年金協会 連続する大きな2重ガラスの三角形トップライト アアルトの世界
なんと言いましても、このフィンランド厚生年金協会ホールの目玉はこの大きな三角のガラストップライトです。フィンランドのヘルシンキという環境的に厳しい土地においての断熱、メンテナンス、遮光を考慮に入れたアルヴァ・アア […]
フィンランド国民年金協会 アルヴァ・アアルトのトップライトによる明るいホール
煉瓦タイルと銅板、そしてブロンズの重厚感のある扉を開けて中に入りますと、そこは明るい内部空間が展開していきます。 玄関扉の右には、コートを掛けるクロークがあるスペース そしてまず目に入るのは白と黒の石による綺麗なストラ […]
アルヴァ・アアルト フィンランド国民年金協会 三角の土地に建つ煉瓦と銅板によるオフィスビル
フィンランドヘルシンキにあるアルヴァ・アアルトの設計によるオフィスビルです。 敷地は丁度建物に挟まれた3角形の敷地で、正面に公園とその先の海を臨む環境に計画されました。いくつかの棟を分節化し、地下通路を巧みに使いな […]
オタニエミ工科大学(アアルト大学)扇形の大講堂の屋根は学生の憩いの場
さて、この大講堂ですが、外観はこのように煉瓦の壁がくりぬかれたような形で、ホールの天井に合わせて外部も階段状にせりあがっています。丁度キャンパスの緑の芝が良く見える位置なので、ここは学生たちの憩いの場にもなっていました。 […]
日比谷公園がドイツになる。オクトーバーフェストでビールを楽しむ
ちょっとフィンランドを離れて旬な話題を。 ドイツのビールの祭典オクトーバーフェストは有名ですが、この日本にもドイツのビールメーカーが店を出して同じビールの祭典?(飲み屋台)が日比谷公園で行われています。本来は10月ですが […]
オタニエミ工科大学(アアルト大学)講堂 白い壁、天井と光 アルヴァ・アアルトの世界
柔らかな壁や天井で囲まれた胎内にいるような世界。 そんな事さえ考える講堂の内部です。 曲線で構成させた空間は優しく、聴衆を包み込みます。段々になった天井には梁と梁の間にハイサイドライトが設けられていて、内部を明るく照らし […]